2011年3月5日土曜日

古書ノ市同時開催イベントのお知らせ

今回の天満橋タツタビル古書ノ市は、即売会以外にも、こんなイベントをご用意しています。


 こうして、造られた。
  − 映像でみる大阪の古き良き「建築の時代」  

日時:3月19・20・21日
場所:大阪市北区天満3−4−5 タツタビル101号室 駒鳥文庫内
入場無料

20世紀の大阪はまさに建築の時代。数々の記録映像に、当時の大阪の熱気が満ちあふれています。大大阪の風景を克明に捉えた観光PR映画から、新しい時代の到来を告げる最先端ビルディングの建設記録、そして大阪が絶頂を迎える70年の万博まで。滅多にお目にかかれない貴重な映像で、その全貌にせまる上映会です。いま私たちがここにいる大阪は、こうして、造られた。

【上映作品のご案内】


大阪ガス(12:00 start)
御堂筋の大拡幅工事が進む1933年に、このビルは完成した。瓦屋根の木造町家が建ち並ぶ船場に突如現れた白亜のビル。しかし、工事はほとんど手づくり!




船場センタービル(13:00 start)
繊維問屋が密集して集まる船場の中心部に、長さ1キロのビルを建て、その上に高速道路を架けてしかも地下鉄を通す。その豪快は1970年の大阪だからこそ。



EXPO’70(14:00 start)
大阪史上最大のお祭りは建築祭でもあった。エキスポならではの奇抜なパビリオンを、日本の建設会社が組織力と技術力で完成させていくさまは圧巻。



大大阪観光(15:00 start)
1937年に大阪市が製作した観光映画。大都市・大阪が誇る水運や地下鉄を駆使した1日の超・大阪見物。ビル群や都市インフラ、ネオン街、工場、煤煙まで!

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当日は会場一階の古本屋、駒鳥文庫が臨時の休憩所兼上映会会場になります。とても小さなお店ですが、本を探すのに疲れた時には、ちょっとコーヒーでも飲んで一休みしたり、店内を流れる昔の貴重な建築映像の世界に浸ってみたり。古書ノ市にお越しの際は、肩の力を抜いて、お気軽にお立ち寄り下さい。

2011年3月1日火曜日

空っぽだからこそ、できること。



特に有名でもない、どこにでもある少し古いビルの空き部屋。今回の古書即売会は、そんなところが会場です。

街で最近よく目につくビルの貸店舗や貸テナントの文字。なんだか街がどんどん空っぽになっていく、そういう焦燥感を感じたことはありませんか?

空っぽだからこそ、できること。

もしこの空き部屋を、一日単位で借りることができればどうだろう。例えばギャラリーやイベント会場、音楽会やワークショップなど、もっといろんな可能性が広がるのではないか。表現したい人たちの、その活動場所の選択肢が広がると、街が、人が、今よりもっと活気づくのではないだろうか。その可能性に気づいた時、新しい何かが動き出しました。

そして今回、この趣旨にご賛同頂いたオーナー様やいろいろな方のご好意もあり、ビルの空き部屋を利用した、ありそうであまりない古書即売会を開催することになりました。

天満橋タツタビル古書ノ市。小さな一歩かもしれませんが、街を、人を、そして古書の世界を、もっともっとたのしくする、その第一歩になればと思います。

2011年2月27日日曜日

天満橋タツタビル古書ノ市のお知らせ

『天満橋 タツタビル古書ノ市

探す、たのしみ。ちょっと心躍る古書即売会。

日時:3月19・20・21日 11時~18時
場所:天満橋 タツタビル3階(大阪市北区天満3-4-5 駒鳥文庫上)

【参加店一覧】

□ 池崎書店
ON THE BOOKS
kosho shop 満
□ 古書象々
駒鳥文庫
ジグソーハウス
書肆 銀鈴舎
□ ハナ書房
はまや
ハモニカ古書店
FOLK old book store
ぷれこぐ堂
moderna
矢野書房
□ 唯書房
(五十音順)

※即売会に合わせて『タツタビル古書目録』発行致します。
ご希望の方は駒鳥文庫までお願い致します。

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これから開催までどんどん情報を更新していきますので、
どうぞ宜しくお願い致します。