2011年3月1日火曜日

空っぽだからこそ、できること。



特に有名でもない、どこにでもある少し古いビルの空き部屋。今回の古書即売会は、そんなところが会場です。

街で最近よく目につくビルの貸店舗や貸テナントの文字。なんだか街がどんどん空っぽになっていく、そういう焦燥感を感じたことはありませんか?

空っぽだからこそ、できること。

もしこの空き部屋を、一日単位で借りることができればどうだろう。例えばギャラリーやイベント会場、音楽会やワークショップなど、もっといろんな可能性が広がるのではないか。表現したい人たちの、その活動場所の選択肢が広がると、街が、人が、今よりもっと活気づくのではないだろうか。その可能性に気づいた時、新しい何かが動き出しました。

そして今回、この趣旨にご賛同頂いたオーナー様やいろいろな方のご好意もあり、ビルの空き部屋を利用した、ありそうであまりない古書即売会を開催することになりました。

天満橋タツタビル古書ノ市。小さな一歩かもしれませんが、街を、人を、そして古書の世界を、もっともっとたのしくする、その第一歩になればと思います。

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